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外壁タイル工事の重要性

常に風雨にさらされる外壁は、建物の中でも屋上と並んで痛みや劣化が激しい部分になります。また、地震などの強い揺れや振動が原因で壁に亀裂が入る場合もあります。特にタイルは目地部分がモルタルであるため、年数の経過に伴って雨水などが浸入したり、地震の揺れなどによってモルタルが伸縮し、ヒビ割れや浮きが発生しやすくなります。このような亀裂や劣化を放置しておくと、漏水はもとより建物躯体の強度低下にも繋がってしまいます。さらに、外壁のタイルの浮きなどは、わずかな衝撃でも破片が落下する恐れがあります。もしも、落下した破片によって人や車などに危害を与えてしまった場合は、建物所有者は管理責任を問われることもあります。

外壁タイル剥落の危険性

建物の外壁の劣化が進むと、ただ美観を損なうだけでなく保護機能も低下してしまいます。そのため、表面のタイル等が剥離したり、建物の躯体そのものに大きなダメージを与えてしまいます。また、タイル剥落は人災に結び付く恐れがあるため、定期的な診断および改修が欠かせません。万が一、外壁の剥落によって人的被害が発生してしまった場合、建物の所有者は、被害者への賠償責任や建物の管理責任など民事・刑事両面で責任を負わされることになります。また、マンションの場合は、マンション管理組合の責任となります。その際、管理組合で加入している保険や資産で賠償金額を賄いきれない場合は、マンション住民に賠償責任が生じることもあります。このようなリスクを避けるためにも、外壁の定期的なメンテナンスが絶対に欠かせません。

外壁タイル改修の工法

外壁タイルの剥落防止工法には、主に以下のような工法があります。

エバーガード工法

エバーガード工法は、特殊専用アンカーにてタイル・モルタル層を躯体に固定し、特殊繊維によって塗膜強度を高めた透明度の高いアクリル樹脂にてタイル面を被覆することで、既存タイルの意匠性を維持しながら、剥落を防止する工法です。エバーガード工法には、以下の大きな特徴があります。

1. 変色しにくい特殊繊維入りアクリル樹脂を採用

耐候性がよく変色しにくいアクリル樹脂に、特殊繊維を混入することで樹脂強度を高めた繊維強化透明アクリル樹脂「エバーガードF」を主材として採用。タイル面を被覆しながらも長期間タイルの美観を維持します。
※ただし、有機系材料であるため少ないながらも 変色は生じます。

2. 質感を生み出す3種類のトップコート

被覆効果の高い有機系材料を使用するために問題となるのが表面の光沢感です。エバーガード工法では、艶度合いの異なる3種類のトップコートを用意することで現状タイルに近い質感を生み出すことが可能となっています。

3. 汚染しにくい親水性トップコートを採用

美観を長期間にわたって維持するためには、施工後の汚染にも配慮しなければなりません。エバーガード工法のトップコート「EGトップ」は、自己洗浄効果のある親水型トップコートです。表面に付着した塵や埃が雨によって自然に洗い流されるため、雨ダレ跡が残りにくく美観を維持することが出来ます。また、主成分がアクリルシリコン樹脂であるため、耐候性にも優れています。

クリアプラス工法

クリアプラス工法は、透明度の高いアクリル樹脂エマルションの塗膜により、タイルの意匠性を損なわずに外壁からの雨水侵入を防ぎます。撥水性とは違い、水密性の高い塗膜で建物を水から守ります。また、仕上のCPトップ半艶有、3分艶有は耐汚染性に優れています。

TSグラウト工法

TSグラウト工法は、従来は不可能とされていたタイル陶片浮きに対する樹脂注入を実現した工法で、タイル目地を撤去し、専用の治具を用いてタイルの裏足から中粘土の軟質エポキシ樹脂を注入する補修工法です。既存タイルを撤去や穿孔せずに施工するため、従来の補修工法である「アンカーピンによるタイルの固定工法」や「タイルの張替え工法」の問題点を解決した工法です。適用は45二丁タイルイモ目地、下地モルタル層の無い場合に限ります。

プラチナコートFP復元工法

プラチナコートFP復元工法は、特殊繊維をブレンドし、塗膜強度を高めたアクリル樹脂系の塗膜材で、壁面をコーティングします。同時にタイルおよび下塗りモルタル層を専用のステンレスアンカーピンで固定。現状の意匠性を残したまま、タイルの剥落を防止出来ます。

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