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防音工事のポイント

防音工事を行う上で大切なのは、納得のゆく工事、後悔しない工事を心がけることです。そのためには、希望する遮音レベルや生活スタイルを具体的に考え、施工業者と緊密なコミュニケーションをはかることが大切です。

遮音レベルを決める

いざ防音工事を行うにあたって、どのレベルまで音を遮断したいのかについて、あらかじめ具体的な目的やイメージを持っておくことが重要です。部屋から発生する音が外に漏れないようにしたいのか、あるいは外からの音を遮断したいのか・・・それぞれの目的によって遮音レベルや施工方法も変わってきます。防音工事は費用がかかる工事ですから、こうしたことをきちんと決めておかないと後で後悔することになりかねません。

目的や用途を考える

どのような目的で防音工事を行うのかも重要です。例えば、ピアノを習っているお子さんのために防音部屋を作ったものの、その後お子さんがピアノを辞めてしまったとしたらどうでしょう。もちろん、防音環境が備わった部屋として、引き続きほかの目的で使うことも出来ますが、家族構成や居住環境などによってはほとんど使わなくってしまうケースも考えられます。ですから、短期的な目的で防音工事を行うのではなく、将来的な用途も考慮しておくことが大切です。また、各家庭の生活スタイルによって防音工事の方法も変わってきます。ピアノを例に取れば、昼と夜のどちらにピアノを弾くことが多いのかといった、ご家庭の生活スタイルを考えて工事を行うことも必要です。

施工業者とのコミュニケーションを大切に

防音工事に限らずどんな工事にも言えることですが、施工業者と緊密なコミュニケーションを取ることはとても大事なことです。忙しいという理由などから、すべてを業者に任せっきりにしてしまうのは非常に危険な考え方です。防音工事は施工費用も決して安くありません。もし、工事に失敗してやり直しということにでもなったら、さらに高い費用を負担することになってしまいます。後になって後悔しないためにも、打ち合わせの段階で業者とよく話し合い、希望する防音環境や予算などを細かく伝えておくことが必要です。また、不明な点や疑問な点があれば、遠慮なくどんどん質問するようにしましょう。

予算を設定する

防音工事を依頼する際、施工業者との打ち合わせによっては妥協しなければならない点が出てくることもあると思います。そこで、あらかじめ優先順位を考えておくことも大切です。費用の目安ですが、防音効果を2倍に高めるには4倍の費用がかかると考えて下さい。つまり、音の大きさを半減するには壁の厚さを4倍にする必要があるということです。高い防音性能を得るためには、使用する材料も質が良くて遮音性能の高いものを使わなければなりません。そのためにも、計画的に予算を設定しておくことが重要です。