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フローリングの種類

一口にフローリングと言っても、様々な種類があります。メーカーによる色やサイズ、機能の違いはもちろんですが、それ以前に大きく2つ「材質」と「遮音性能」の違いがあります。フローリングリフォームを行う際は、まずこの点に注意してリフォームを検討することが大切です。

1.材質

複合フローリング

合板の上に0.2~1mm程度の天然薄板を張りつけたフローリングで、一般的にフローリングといえばこの「複合フローリング」を指します。表面は天然木ですが、着色塗装仕上げしてあります。加工品であるため環境に左右されない安定性があり、遮音性、耐摩耗性、耐水性、床暖房などの機能を持った商品が各メーカーより豊富に発売されています。

無垢材

天然の木材を乾燥させて加工したフローリングです。1枚板で出来た「ソリッド」、継ぎ合わされた「ユニ」があります。無塗装品やウレタン塗装品があり、無塗装品には天然ワックスを塗ることも可能です。自然素材ですので乾燥収縮により隙間が出来たり自然環境に影響されます。その分、自然素材のぬくもりや高級感があります。床暖房には床暖房用を使いますが、種類が少ないのが難点です。

コルクタイル

コルクタイルは、クッション性のよさと水に強いという点を兼ね備えた建材です。水廻りの床に使用した際の快適性は独特で、遮音性も向上するので、意外な活用法がある床材です。しかし、タイルの角が割れやすかったり、独特の臭いがあるといった難点もあります。そのため、利用する際にはかなり注意が必要な材料とも言えます。

クッションフロア

クッションフロアとは、模様を印刷したシートを透明のシートで挟み込むようにして成形された塩化ビニールの床材です。プリントされる柄はとても多く、複合フローリングやタイルの雰囲気を持ったものなど様々です。耐水性に優れる材料なので、トイレや脱衣室、家事室などの水廻りで使用されるのが一般的です。また、複合フローリングよりも安価で遮音性にも優れるため、マンションなどでは洋室などの仕上げ材として多く使用されています。

生活様式の変化で少なくなりましたが、防虫性の向上や縁なしや異型畳などのデザインが増えた事、リビングの一角を和風テイストに仕上げることなどが見直されています。

2.遮音性

マンションのコンクリート直張りで遮音規制がある場合などは遮音性のあるフローリング材を使います。カタログには遮音性能を示すL値が表記してあります。L値の数字が小さいほど遮音性能が高い素材です。一般的な住まいであればL-45程度に。直下に寝室がある場合など、特に防音性に配慮したい場合はL-40にしておきましょう。遮音フローリングの材料は「複合材」で裏面には細かな切り込みとクッション材が付いていて、音を弱くする効果があります。踏んだときには「ふかふか」した感じで柔らかく、足が疲れにくいと言われます。

一方、遮音性なしのフローリング材は、戸建住宅やマンションの二重床に使います。「複合材」「無垢材」共にあり、一般的なフローリングを指します。「無垢材フローリング」の場合は材質により硬さが違い、チークやナラなどは硬く丈夫、パインやスギなどは柔らかく傷になりやすい反面、素足が心地いいです。「複合フローリング」は表面樹種や表面処理の違いで、傷つきにくくしたり、ワックス不要になったりします。

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