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工場の防音工事

工場では機械音などの騒音が発生します。近隣と円滑な関係を保つためにも、工場の騒音対策は非常に重要となります。工場の防音工事は大掛かりなものになる場合が多く、特に大きい工場では天井の高さなども計算に入れて施工する必要があります。

発生音源の防音対策

工場における騒音対策では、音源の防音対策が基本となります。音源となる機械が特定出来る場合は、防音パネルなどで音源の対策を施します。これにより、外部に漏れる騒音レベルを低減させられるだけでなく、工場内の騒音レベルも低下し、従業員の作業環境の改善にも繋がります。

工場内吸音工事

工場内の壁や天井の吸音性を高め、室内の騒音レベルを軽減させるための工事です。壁や天井の仕上げとして反射性の材料が使用されている場合は、周波数によっても違ってきますが、大体5dB~10dB程度低減させることが出来ます。また、全体域の騒音レベルにあまり変化が見られない場合でも、高音域には効果を発揮して不快な音域の低減に繋がるなどの効果が期待出来ます。このため、従業員の作業環境を大きく改善させることが可能となります。また、外部に防音壁を取り付ける場合と同じような減音効果を発揮することもあります。防音壁を設置するよりも費用が安く、場所などの条件にも制約がないことが大きなメリットです。高音域に関しては、薄めのグラスウールのような材料で吸音できますが、周波数が低い低音域の場合は、空気層を作るためのスペースが必要になります。また、板振動で低音域を吸音し、吸音面積を多く確保出来る吊下げ吸音板もあります。

建屋防音工事

工場建屋内の壁や天井の防音性能を高め、外部への音漏れを低減させる工事です。外部に防音壁を設置するとなると、費用も高くなり、場所など条件的な制約が多くなります。また、回折音の影響も大きくなるため防音壁の設置にも限界が出てきます。ですから、屋外に防音壁を設置する前に、建屋を防音パネルや屋内防音壁などで遮音することを検討しましょう。

屋外防音壁

工場内部や建屋の防音対策を十分に行うことが出来ない場合や、騒音源が建物の外部にある場合は、隣地との境界付近に防音壁を設置します。防音壁の回折効果によって騒音を減らすことが可能になります。防音壁には、銅製、押出成形セメント板、アルミ製、ポアセルなどの種類があります。