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フローリングの張替え

入居後にフローリングを張替えるフローリングリフォームと、建物を建てる際にフローリングを張る工事では、全く工事内容が違ってきます。 通常、建築中の場合はフローリングを先に張りますので、工事の手間はたいしてかかりません。これが入居後の張り替えとなると、工事としては複雑で大掛かりなものになってしまいます。

また、最近では、フローリングの部分張替え工事も可能な場合が増えてきています。フローリングを部分的に撤去し、釘や接着剤を使わず張り替えられるので非常に簡単ですし、スピーディーな部分張替えが可能となるようです。フローリングリフォームを行う際には、床の傷等が部分的で他の場所がきれいであれば、部分張替えも検討されると良いかもしれません。痛んだフローリングを張替える工事方法には、重ね張り工事と張替え工事の2つの方法が挙げられます。

重ね張り

既存のフローリングの上から重ねて、新しいフローリング材を張る施工方法です。既存のフローリングの解体および撤去・処分がない分、張替えよりも工期が短期間で済み、費用を抑えることができるので、とても経済的な張り方です。

張替え

既存のフローリングをはがして新しいフローリング材を張る施工方法です。古いフローリングを解体および撤去・処分する分費用がかさみますが、比較的周りの建具との高さを調整しやすく、たわみや腐食などがある場合、下地の状態を確認の上で補修などもできる点がメリットです。

フローリングの張替え時期

床は、家族が毎日歩きまわるために痛みやすい箇所であると言えます。フローリングの場合、張替え時期の目安は15年~20年程度とされています。床を踏んだ時にきしみや、大きな音が発生したり、木材が反るような状態になったり、また取れない汚れが目立ってきたような場合は、張替えを考えた方がよいでしょう。フローリングでは、無垢材のフローリングと合板のフローリングによって張替えの時期も変わってきます。合板のフローリングは、貼り合わせたベニヤの表面に薄板を貼った床材ですので、その表面の薄板の痛み具合によってリフォーム時期を判断することになります。表面の板が剥がれるなどして中の合板が見えてきたら張替えの必要があると考えられます。無垢材のフローリングの場合は、多少の傷であれば補修によって目立たなくすることは可能ですが、大きな汚れが目立ってきたら張替えの時期にあると言えます。無垢材の場合も合板の場合も、歩くと音が鳴るような場合は素材が変形していたり下地が歪んでいる可能性があります。このあたりの判断は素人には分かりにくいかもしれませんので、一度専門の業者に見てもらった方がよいでしょう。

フローリング張替え工事の工程

フローリングリフォーム(張替え工事)は、部屋の状況などによっても変わりますが、おおまかには次のような工程になります。

STEP1 家具類の移動・保管
STEP2 養生
STEP3 古いフローリングの解体撤去
STEP4 下地工事(フローリング撤去後の下地の状態によっては下地工事が必要)
STEP5 フローリングの仕上げ工事
STEP6 室内の清掃
STEP7 家具類の移動
STEP8 家具類を戻して、完了

フローリング張替えの費用

フローリングの張替えにかかる費用は、建物の種類(マンションか一戸建てか)や施工業者によって違いはありますが、床の材料費のほかに、家具類の移動や保管費・廃材処理費・掃除代・駐車代・施工費等々の工事費、また、床暖房によってはガス工事や電気工事・水道工事も必要となり、当然、工事内容が大きく膨らみます。14帖程度のLDKのフローリングを張替え工法で電気式床暖房に張替えると、60~100万円程度、温水式床暖房で、80~120万円程度が目安となります。6帖程度の洋室のフローリングを張替え工法で張り替えた場合は、10~20万円程度が目安になるようです。もちろん、床暖房のメーカー、フローリングの仕上げ材のランクや配管の距離、家具類の量などによって大きく異なります。実際は、施工会社から見積りを取ってみないと分かりませんが、材料費だけでは張替えできませんので、最低限の目安として、100~150万円程度を見込んでおく必要があります。

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