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床暖房リフォームのポイントと注意点

最近ではリフォームで床暖房を導入する家庭も増えています。しかし、既存の住宅に床暖房を設置する場合は、現在の住環境やライフスタイルなどを考慮して、より最適なものを選ぶことが重要です。また、リフォームならではの注意点やポイントもしっかりと押えておきましょう。

床暖房リフォームの施工方法

床暖房の敷設には、大きく分けて「床材を張り替える方法」と「床材の上から重ね張りする方法」の2種類があります。また、温水式床暖房の場合は、床工事のほかに、熱源となる機器の設置や配管工事も必要になりますので、電気式よりも工事の規模が大きくなり、施工費用も高くなります。

床材を張り替える方法

既存の床材を剥がし、同じ位置に床暖房パネルを取り付け、その上から新しい床材をかぶせる方法です。段差がつかず、仕上がりもキレイです。ただし、剥がした床材の処分や、新しい床材の施工費用などが必要になります。

床材の上から重ね張りする方法

既存の床材の上に、床暖房パネルと新しい床材を重ね張りする方法です。既存の床材を剥がす必要がないため、工期も短く、施工費用も割安です。ただし、既存の床材に劣化などが見られ、下地の交換や修理を伴うような場合においては、望むと望まないとに関わらず、床を剥がす必要に迫られることもあります。また、重ね張りの場合は、床が数センチ高くなって段差が生じますので、スロープを取り入れるなどの工夫が必要です。

床暖房敷設のポイント

床暖房は、室内の床全体に取り付ける必要はありません。基本的には床面積の約7割に敷設すれば部屋全体が暖まるとされています。また、家具の下などへの敷設も不要ですので、部屋の使い方を工夫することによって、より小さな敷設面積で暖を取ることが可能となり、コスト削減にもつながります。

また、たとえばキッチンのように、使う人の移動範囲が大体限られるような場所も、床全体に床暖房を取り付けるのはあまり効率的とはいえません。キッチンならキッチン台の前だけに取り付けるといった工夫をすることで、ムダな施工費やランニングコストを抑えることができます。

マンションでの床暖房リフォーム

マンションのような集合住宅では、階下への音の問題や、配管工事の難しさなどにより、床暖房の設置は困難とされてきました。しかし、最近ではマンションにも設置しやすい商品なども登場するようになり、リフォームの需要が急増しています。

マンションの場合、構造上の問題で床下への床暖房の設置が不可能な場合が多いため、基本的には重ね張り工法を用いることになります。また、給湯器の設置スペースにも限りがあるため、床暖房との併用が可能な給湯器を導入しなければならない場合もあります。

床暖房を取り付ける際の注意点

床暖房を導入する際は、床材の種類や性質なども考慮して床暖房を選ぶことが大切です。なぜなら、普通のフローリングだと熱に弱く、床暖房の使用によって割れや変形が生じるおそれがあるためです。ですので、施工の際に床を新しく張り替える場合は耐熱性のある床材に変更することをお勧めします。

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