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和室リフォームの注意点

和室を洋室に作り変えたり、リビングとつなげて一体化させるリフォームでは、和室ならではの構造を頭に入れてリフォームを考えることが大切です。たとえば、和室と洋室では壁や床の造りが異なるため、下地や構造を洋風に作り変える必要があります。またマンションの場合はフローリングの遮音等級が定められているなど、和室から洋室にリフォームする場合にはいくつか注意しなければならないポイントがあります。

床や壁の構造の違い

和室と洋室では床や壁の構造が違うため、下地や構造を変更する工事が必要となるケースが多くなっています。

床の場合、和室では畳の撤去後に床下にある「根太(ねだ)」と呼ばれる下地の間隔を調整する必要があります。畳の場合は強度があるため根太の間隔が広くなっていますが、フローリングの場合は畳よりも根太の間隔を狭めないと強度に問題が生じてしまうためです。また、畳とフローリングでは厚みに約40mmの差があるため、和室の場合はほかの部屋と段差が生じないように通常より低い位置に根太が組まれています。そのため、フローリングに張り替える場合は、段差を解消するための下地工事が必要となります。

壁の場合は、和室では柱を露出する真壁と呼ばれる造りになっているため、洋室にリフォームする場合は壁の構造を作り変える必要があります。工事内容としては、柱を壁の中に隠すため同縁を柱と柱の間に組み、その上から耐火ボードを張り、最後はクロスで仕上げていきます。

マンションの和室リフォームの注意点

マンションで和室リフォームを行う場合、最も注意しなければならないのが床の防音対策です。畳に比べフローリングは遮音性が大きく下がるため、基準をクリアしたフローリング材を使用することが原則となります。マンションでは、管理組合でフローリングの遮音等級を定めているケースが多く、一般的にはL-45以上のフローリングが基準となっています。

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